2006年05月18日
カテゴリー [ 匠たちのウイスキーづくり ]
水野めぐみです。前回は宮本工場長の海外赴任時のお話をリポートしました。今回は、改めて現在の山崎蒸溜所についてお話を聞いてきました。
(水野)宮本工場長、先日は楽しい時間をありがとうございました! 普段はどちらで飲むことが多いのですか。
(宮本工場長)私は山崎蒸溜所から電車で6分、徒歩20分の場所に住んでいるので、この辺で飲むことが多いですよ。蒸溜所の近くにお店が3件あるので、だいたいこのどこかに寄って帰ります。我々の間では、「魔のトライアングル」と呼ばれていて、どのお店に行っても、必ず蒸溜所の人と出くわします。
(水野)「魔」なんてすごい呼び名ですね!たしかに、1杯だけ、と思って入っても、知り合いに見つけられたら引きとめられてしまいますね…(^^;)
宮本博義工場長
(水野)先日、ちらりと伺ったのですが、『魅力的蒸溜部会』という会があると聞きました。
(宮本工場長)『魅力的蒸溜部会』とは、山崎蒸溜所で働く仲間たちの間で発足した、“山崎蒸溜所を、もっと魅力的な蒸溜所にしていこう”という目的を持った会です。そして、そのためにはまず自分たちが魅力的な人間になろう! ということを第一の目標に掲げています。当たり前のことなんですが、まずは挨拶や仲間同士のコミュニケーション、ということからきちんとやっていこうと。この会が発足してから、スタッフ同士の交流も活発になり、我々の活力の源にもなっているんですよ。
(水野)その会の活動もあり、ビジター・センター・オブ・ザ・イヤーを受賞できたのですね。
(宮本工場長)だとしたら、非常に嬉しいですね! ウイスキーも、中で働く人間も、どちらもさらに魅力的な蒸溜所にしていきたいと考えています。
(水野)それでは、宮本工場長の今後の夢と、このブログを読んでくださっている読者の方々へのメッセージをお願いします。
(宮本工場長)今後の夢は、『山崎蒸溜所を名実ともに世界ナンバー1の蒸溜所にすることです。読者のみなさんへ伝えたいことは、「私達はきちんとウイスキーをつくっています」ということ。ここでは働いている人はみんな輝いています。これからも伝統と活力を大切にして、来てくれた方がファンになってくれるような山崎蒸溜所でありたいですね。
(水野)宮本工場長、ありがとうございました(^^)。またおいしいお酒の飲み方を教えてくださいね!
2006年5月18日 15:36
サントリー山崎蒸溜所Blogは今年の3月に始まったようですが、今日初めて見ました。最新記事(06/5/18付)には去年参加した名古屋のBARBARNS企画の蒸留所ツアーのときにお話を伺った宮本工場長の写真が出ています。そういえば山崎の工場長になる前にはボウモア蒸留所で仕事......
ご案内係の水野めぐみです!
山崎蒸溜所でご案内係を務めています。
趣味はスポーツ全般。蒸溜所を知る前はワイン好きでしたが、今ではかなりのウイスキー通になりつつあります。
みなさんと一緒にこのブログを盛り上げていきたいです!
ご案内係の森川ユタカです!
白州蒸溜所に勤務しています。
これまでビール工場、ワイナリーでも働いてきましたが、今はウイスキーの世界を探求中の28歳、健康男児です(笑)。
ツーリングやフィッシングなどアウトドア大好き!リフレッシュもかねて全国各地を走り回っています。