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サントリーウイスキー蒸溜所ブログ -日本のウイスキーのふるさとから-

水野めぐみ "モルトの語り部"~つくり手の立場からウイスキーの奥深さを伝えるベテラン講師

こんにちは、水野めぐみです。
本格的な秋の行楽シーズンがやってきましたね。山崎蒸溜所も休日は1,000名近くのお客様にご来場頂く日もあり、賑わいはじめています。皆さま、ご来場ありがとうございます!

受付周辺のすすき
受付周辺のすすき。
だいぶ場内の様子も秋らしくなって来ました。


 

さて、今回は皆さまに山崎蒸溜所で“モルトの語り部(かたりべ)”と呼ばれる人をご紹介したいと思います。
蒸溜所ではガイドツアーだけでなく、イベントやバーテンダーさんなどのお得意先様に向けてのセミナーを行なっており、現場のつくり手が講師となり“つくり手の立場”からウイスキーづくりのこだわりや奥深さをお伝えしています。

先日、お話を聞いた福士さんは、ブランデーのブレンダーや、焼酎原料酒の開発、グレーンウイスキーの研究・製造と「お酒づくり」一筋の経験を活かし、熱く、時にはジョーク(おやじギャグ?)を加えながら、お客様にウイスキーの魅力を伝えるベテラン講師なんですよ!

品質ゼネラルマネージャー 福士さん
まさにモルトの語り部!品質ゼネラルマネージャー 福士さん


(水野)福士さん!まずは単刀直入にお伺いします!モルトの魅力とは何でしょうか?
(福士)敢えて言うなら“多彩さと奥深さ”でしょうか。
ウイスキーづくりの3つの大きな要素である、「自然の恵み」「熟練した匠の技術」「時の蓄積」が複雑に絡みあって、多種多様のウイスキーが 出来上がる…例えば年月だけで見ても、1950年代前半に蒸溜した希少な原酒を厳選した「山崎50年」なんてものがあるんですから。

(水野)そうですよね。「山崎50年」は50本限定でしたが、すごい製品が出たなと私も驚きました。
例えば新入社員で仕込んだとしても定年になるまでに出荷することが出来ないということですもんね。
(福士)先輩が仕込んで後輩が仕上げる。ウイスキーづくりにおいての原酒はつくり手を繋ぐバトンでもあるわけです。
(水野)さすが語り部!面白い表現ですね。
ところで、ご来場されるお客様は世代も性別も違いますが、伝え方で工夫されていることはありますか?

まさにモルトの語り部!品質ゼネラルマネージャー 福士さん


(福士)この仕事はボキャブラリーの多さと空気を読むことが大事なんです。それと聞き手を飽きさせない為の小ネタも(笑)。それもお客様に応じて変える。
例えばスモーキーな香りの表現では、ボクら年代では「燻製」で通じますが、若い世代だと「クンセイ」の香りを知らない人がいる。そこで「スモークサーモン」や「スモークチーズ」に置き換えるわけです。
それでも伝わらない場合は、何度も言い方を換え、とにかく皆さんが理解できるように工夫し、体感された美味しさをクチコミして頂く。その為に若い方の好みや世間の流行りものなど、日頃から情報収集を心掛けています。
(水野)なるほど。お客様に分かり易くお伝えする為に様々な工夫をされているのですね。
つくり手たちの熱い思いをうまくお客様にお伝えできるよう、私たちも気持ちを込めてご案内します!

身振り手振りを交えながらウイスキーについて熱く語る福士さんの話に、製品に対する並々ならぬ誇りと愛情を感じました。
ちなみに福士さんは、ご自宅では「山崎」や「響」を、氷水の上にウイスキーをかき混ぜずに注ぐ“ウイスキーフロート”という飲み方で楽しんでいるんだそうです。

ウイスキーフロート


この飲み方だと、時間の経過と共に、最初はストレート、次にロック、最後は水割りと1杯で3通りの楽しみ方ができるから…とのこと。 “モルトの語り部”おすすめの楽しみ方、皆さまも一度試してみてはいかがでしょうか。

 

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ご案内係の水野めぐみです!
山崎蒸溜所でご案内係を務めています。

趣味はスポーツ全般。蒸溜所を知る前はワイン好きでしたが、今ではかなりのウイスキー通になりつつあります。

みなさんと一緒にこのブログを盛り上げていきたいです!

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ご案内係の森川ユタカです!
白州蒸溜所に勤務しています。

これまでビール工場、ワイナリーでも働いてきましたが、今はウイスキーの世界を探求中の28歳、健康男児です(笑)。

ツーリングやフィッシングなどアウトドア大好き!リフレッシュもかねて全国各地を走り回っています。

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