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サントリーウイスキー蒸溜所ブログ -日本のウイスキーのふるさとから-

水野めぐみ ウイスキーづくりの最終ランナー 瓶詰めのプロ<1>

こんにちは、水野めぐみです。
これまで醸造職人輪木積み職人ウイスキー樽化粧職人ブレンダーとウイスキーづくりの工程に関わるさまざまなつくり手の技や想いをブログで紹介してきましたが、今回はウイスキーづくりの最終ランナーである「瓶詰め工程」で働くスタッフの話を紹介したいと思います。

私たちの詰めたウイスキーがお店に並んでいると、ラベルや栓に異常がないか…ってつい立ち止まってしまう。もう何十年も不良品を見つけたことは一度もないのに。この癖はもう直りません。
早速こんな話をしてくれたのが瓶詰めを担当して20年の宮原さん。

宮原さん
宮原さん


「山崎」の瓶詰めをする際に特に気を遣っているところが、瓶のキャップを覆う錫(すず)でできたシールだそうです。輸入製品にもこういったタイプの錫シールは沢山ありますが、しわが目立つのが多いとか。

そういえば、山崎の瓶ではしわは見たことがありません。宮原さんは「製品の外観は瓶の中に詰められたウイスキーをより一層引き立てる重要な役割がある。私も典型的な日本人。完璧癖が常に頭をよぎり、私たちが長年かけて育んできたウイスキーを満たす、その瓶の錫のシールにも出来るだけしわがないようにと心掛けています」と、一瓶ずつ慎重に、丁寧に仕上げる大切さを瓶詰めスタッフに伝えていると言います。

瓶のキャップを覆う、しわ一つない錫のシール
瓶のキャップを覆う、しわ一つない錫のシール


また、開封する時に錫シールの上の部分をはがしても、残った下の部分が回転しないようにわざわざのりづけをしているんですよ。だから、錫のシールに浮き出ている「SUNTORY~」の文字はいつも正面を向いたまま。そのシールの真下には、肩ラベル、さらに下には“山崎”の筆文字の入った大きなラベルを貼っていて、山崎の“顔”であるこの3点がいつでも真正面を向くように、チェックも厳しく行っているようです。

山崎12年
山崎12年


「手間が増えるばかりですが、それも日本の技術からすれば造作のないこと」と宮原さんは言います。

瓶の裏側のレリーフ文字。この反対側に正面のラベルは貼られます
瓶の裏側のレリーフ文字。この反対側に正面のラベルは貼られます

多くの人の手を渡って完成するウイスキーの総仕上げを担当する瓶詰めは、とても重要なポジション。つくり手の一人として、「美味しいウイスキーをお客様にお届けしたい」という気持ちを込めて、一瓶一瓶丁寧に仕上げているんですね。

皆さまも、「山崎」を手にする機会がありましたら、ぜひその規律正しく貼られたラベルとシールを一度確認してみて下さいね!

 

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ご案内係の水野めぐみです!
山崎蒸溜所でご案内係を務めています。

趣味はスポーツ全般。蒸溜所を知る前はワイン好きでしたが、今ではかなりのウイスキー通になりつつあります。

みなさんと一緒にこのブログを盛り上げていきたいです!

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ご案内係の森川ユタカです!
白州蒸溜所に勤務しています。

これまでビール工場、ワイナリーでも働いてきましたが、今はウイスキーの世界を探求中の28歳、健康男児です(笑)。

ツーリングやフィッシングなどアウトドア大好き!リフレッシュもかねて全国各地を走り回っています。

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