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サントリーウイスキー蒸溜所ブログ -日本のウイスキーのふるさとから-

水野めぐみ 山崎の名水ってどんな水?

こんにちは、水野めぐみです。

7月に入り、山崎周辺では見ごろのアジサイとともに、ちらほらと向日葵の花も咲いてきてだんだん夏の足音が近づいてきた感じがします!

 

あじさい
山崎周辺で見ごろのアジサイ

 

さて、今日は山崎のウイスキー仕込み水についてご紹介したいと思います。水は、ウイスキーにとって「命」と言われるくらいとても大切なものなんですよ。

 

山崎の地は、昔から名水の里として知られていましたが、それを広く知らしめたのが千利休です。侍庵(たいあん)という茶室をつくり、竹林から湧き出る山崎の水で茶を点てたとのこと。山崎蒸溜所を建てた創業者鳥井信治郎も「良い原酒は良い水がなくてはいけない」と全国を探し回り、その中でウイスキーづくりに最適の地として山崎を選びました。本場スコットランドでウイスキーの権威と言われていた博士からも、「ウイスキーに最適の水」とのお墨付きもらい、日本のウイスキーのふるさと「山崎蒸溜所」が誕生したのです。

 

ひとくちに水といっても、成分は少しずつ違います。ちょっとしたミネラル分の違いによって、つくられるウイスキーの味わいは変わるもの。つくり手曰く「硬度(※)が高い水で仕込むと重厚感のあるモルトに、硬度の低い水(軟水)で仕込むと軽快なモルトに仕上がる」のだそうです。

山崎の水は硬度94度で、これは軟水の中でも比較的硬度が高い=ミネラル分の多い水なんです。『山崎』の複雑な風味や重厚感は仕込み水に秘密があったわけです。例えば、白州蒸溜所の水は硬度30度。山崎よりも少し軟らかい水なので、『白州』は軽快でなめらかな味わいが特徴なんですね。
仕込む水が違うと個性が違うって面白いですよね。こんな個性の違いを一番感じてもらえるのは、一つの蒸溜所でつくられた原酒=同じ水で仕込んだ原酒だけを組み合わせた『山崎』や『白州』などの「シングルモルトウイスキー」です!
(※硬度...カルシウムやマグネシウムなどのミネラル分の総量を表す単位)

 

ちなみに山崎の水は蒸溜所見学工程の最後に見ることができます。山崎の水が流れる庭園は四季折々の風景を楽しむことができますよ。

 

山崎の庭
山崎の名水が流れる庭

 

この山崎と同じ水源から流れる名水は、「名水百選」に大阪府の水でただ1つ選ばれています。それが「水無瀬神宮(みなせじんぐう)」の"離宮の水"。水がこんこんと湧き出ていて、地元の方が頻繁に汲みに来られているようです。

 

石碑

離宮の水1
水無瀬神宮 離宮の水

 

離宮の水2
名水をもとめて訪れる方々

 

水無瀬神宮は、山崎蒸溜所から徒歩10分で行くことができます。蒸溜所に来た際は、ちょっと足をのばして水無瀬神宮へ立ち寄り、山崎の名水を満喫してみてはいかがですか?

 

水無瀬神宮正面
6月は「茅野輪くぐり」という神事が行われていました

 

 

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ご案内係の水野めぐみです!
山崎蒸溜所でご案内係を務めています。

趣味はスポーツ全般。蒸溜所を知る前はワイン好きでしたが、今ではかなりのウイスキー通になりつつあります。

みなさんと一緒にこのブログを盛り上げていきたいです!

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ご案内係の森川ユタカです!
白州蒸溜所に勤務しています。

これまでビール工場、ワイナリーでも働いてきましたが、今はウイスキーの世界を探求中の28歳、健康男児です(笑)。

ツーリングやフィッシングなどアウトドア大好き!リフレッシュもかねて全国各地を走り回っています。

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