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サントリーウイスキー蒸溜所ブログ -日本のウイスキーのふるさとから-

水野めぐみ 樽職人の技!<1> 樽詰め職人

こんにちは、水野めぐみです。

随分涼しくなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?ここ山崎でも、少しづつ秋の訪れを感じる今日この頃です。さて、今日は「樽職人の技!」と題して、ウイスキー独特の味わい・香りをつくりあげる「樽」を扱う職人の話を、私の“樽職人体験レポート”を交えてご紹介します!

 

皆さん、ウイスキー樽を間近でご覧になったことはありますか?樽は間近で見ると、とても大きく、触れると木のぬくもりを感じます。この大きな木の樽がウイスキーを豊かな味わい、香りへと変化させてくれます。

 

樽は、50年~70年もの間、繰り返し使われていきます。それだけ長い年月使われる樽は、ひとつひとつ職人が手作業でつくっていくんです。釘や接着剤などは一切使用せず、木の板と鉄の輪だけでつくるという、まさに職人の技の傑作なのです。しかも「側板」と呼ばれる胴体部分の木の板は、一枚一枚幅が異なっているんですよ。(ぜひ樽をご覧の際にはご注目ください!)

樽の丸い形をつくる為に、少しずつ異なる幅の板をすきまなく組み合わせ、ここに鉄の輪をはめることで、長い期間ウイスキーを熟成できる樽が完成するんです。

 

先日、この鉄の輪をはめる様子を見せていただきました!

たくさんの側板を組み合わせた上で、一つずつ鉄の輪を締めていくので、特に一番上の輪を締めるのが最も難関。「この輪は職人を泣かせる事から『泣き輪』と呼んでいて、熟練の職人でも毎回苦労するんです」と教えてくれました。最後に締める輪なので、微調整が必要。まさに長年の経験による感覚がものをいうようです!

 

泣き輪
職人の指先にある一番上の輪が泣き輪 木槌で調整を重ねます

 

ウイスキーを樽に詰めたら、栓をします。この栓を「ダボ栓」というんですが、これはポプラの木で出来ていて、樽にある穴の大きさによって、4種類を使い分けるんです。さらに必要ならば、和紙を重ねて微調整。職人は、樽を見れば、どの大きさの栓で、何枚の和紙が必要か一目で判断できるそうです!ここでも“職人ならではの技”を実感しました。

 

 

ダボ栓4種
ダボ栓はこんなに種類があります…!

 

こうして樽詰めは完了!次は貯蔵庫へと運ばれます。
次回は、樽とウイスキーの熟成を見守る樽職人の話をお伝えします!

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ご案内係の水野めぐみです!
山崎蒸溜所でご案内係を務めています。

趣味はスポーツ全般。蒸溜所を知る前はワイン好きでしたが、今ではかなりのウイスキー通になりつつあります。

みなさんと一緒にこのブログを盛り上げていきたいです!

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ご案内係の森川ユタカです!
白州蒸溜所に勤務しています。

これまでビール工場、ワイナリーでも働いてきましたが、今はウイスキーの世界を探求中の28歳、健康男児です(笑)。

ツーリングやフィッシングなどアウトドア大好き!リフレッシュもかねて全国各地を走り回っています。

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