2010年02月09日
カテゴリー [ 山崎蒸溜所便り ]
皆さんこんにちは、水野めぐみです。
日々山崎蒸溜所でご案内をしている私ですが、たまにはサントリー第2のウイスキーのふるさと白州蒸溜所の様子を見てみたい、と思い早速白州蒸溜所に行ってきました!今日はその時に感じた山崎と白州の違いをご紹介します。
大阪にある山崎蒸溜所もこの時期は非常に寒いのですが、白州蒸溜所の寒さには本当にびっくり。駅から白州蒸溜所までの道のりでは、甲斐駒ケ岳をはじめとする南アルプスの山並みに圧倒されつつ、雄大な景色を楽しむことができました。そうそう、晴れて空気の澄み渡っている日には富士山まで見ることができるそうです!

白州蒸溜所 近郊の山
白州蒸溜所に到着すると、まず驚くのがその敷地の広さ!山崎蒸溜所も蒸溜所としては広いほうですが、白州蒸溜所はなんと東京ドームのグラウンド64個分の広さ。敷地内には季節によって様々な野鳥が集まるバードサンクチュアリもあるんですよ。
入場受付もかなり広く、夏場になるとかなり多くのお客様がこの受付に並ばれるという話を森川ユタカくんから聞いていましたが、ちょっと納得です。受付からウイスキー博物館に続く遊歩道はたくさんの木々に囲まれていて、白州蒸溜所が森の蒸溜所と呼ばれている所以を実感できます。

ウイスキー博物館
さて見学中にも山崎蒸溜所とは様々な違いがありましたので、ご紹介しますね。
白州蒸溜所の見学では木桶発酵槽の傍を通ることができるので、森の乳酸菌が生み出してくれる甘酸っぱい醗酵の香りが体感できます。もちろん貯蔵庫も白州の森に囲まれた環境にありますので、熟成中に森の空気をたっぷり吸い込むことで、清々しくさわやかな風味のウイスキー原酒を育むことができるんですよね。山崎の湿潤な環境とはまた違った、澄みきったおいしい空気を、ウイスキー原酒たちと一緒に私もたっぷり吸い込みました。
そして何より皆さんにぜひ一度はご覧いただきたいのが、「リチャー」です。この作業をご覧いただくことができるのは白州蒸溜所だけ。「リチャー」というのは、樽の内側を焼くことで樽を蘇らせることを言いますが、樽の中を実際に炎で焼く様子は圧巻ですよ!樽を焼くときに感じられる甘いバニラのような香りも体感できます。
また、試飲会場の窓から見える森の風景というのも白州蒸溜所の魅力のひとつです!
森を眺めながらいただく『白州10年』の森香るハイボールの味わいは格別です。もちろん天然水割りでも『白州』の魅力を感じられるのですが、森香るハイボールにすると、『白州10年』のもつ爽やかさやスモーキーフレーバーがより際立ち、一口飲むと、見学の合間にみた森の情景がみるみるよみがえってくるような感覚を味わえました。
ご存知の方も多いと思いますが、山崎蒸溜所でも『白州10年』をご用意していますが、ここでいただくウイスキーが育まれた森を見ながらの1杯はまた違った味わいに感じられるんです! 原料が二条大麦と水であることは『山崎』と『白州』で変わらないのに、蒸溜所の気候・風土でこれほども個性が生み出されるのがシングルモルトウイスキーの魅力なんだということを改めて実感できた1日になりました。
試飲会場からの風景
生み出される気候や土地によって微妙に味わいが異なってくるシングルモルトウイスキー。蒸溜所見学ではその違いをより鮮明に感じることができますので、山崎蒸溜所、白州蒸溜所それぞれの良さは皆さん自身でぜひ体感してみてくださいね!
★白州蒸溜所のご案内はこちら
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ご案内係の水野めぐみです!
山崎蒸溜所でご案内係を務めています。
趣味はスポーツ全般。蒸溜所を知る前はワイン好きでしたが、今ではかなりのウイスキー通になりつつあります。
みなさんと一緒にこのブログを盛り上げていきたいです!
ご案内係の森川ユタカです!
白州蒸溜所に勤務しています。
これまでビール工場、ワイナリーでも働いてきましたが、今はウイスキーの世界を探求中の28歳、健康男児です(笑)。
ツーリングやフィッシングなどアウトドア大好き!リフレッシュもかねて全国各地を走り回っています。